NMIXX、米Billboard・Teen Vogue・英DAZEDなど海外主要メディアから高評価

ガールズグループNMIXXが、2025年に発表した楽曲とアルバムで海外有力メディアから相次いで高い評価を受けている。

12月18日（現地時間）、米Billboardは公式サイトを通じて「2025年ベストK-POPアルバム25：スタッフ・ピック」と「2025年ベストK-POPソング25：スタッフ・ピック」を発表し、NMIXXの1stフルアルバム『Blue Valentine』をアルバム部門2位、同名タイトル曲をソング部門1位に選出した。Billboardは同作について、「一貫した方向性を貫いてきた姿勢が実を結んだアルバム」とし、「初のフルアルバムという重要な節目で、拡張された力量とスタイル、サウンドを提示できるチームは稀だが、その才能がNMIXXには十分に備わっている」と評した。さらにタイトル曲「Blue Valentine」については、感情的な表現と実験性を両立させ、グループの音楽的持続性と芸術的冒険を同時に示したキャリアを象徴する一曲だと分析している。

同アルバムは、米誌Teen Vogueが選ぶ「2025年ベスト非英語アルバム15」にも選出された。Teen Vogueは「メンバーそれぞれがK-POPシーンの中で自分たちだけのサウンドをより鮮明に描き出している」とし、アルバム全体が独自の質感を持ちながらジャンルや時代を横断し、NMIXXの音楽的スペクトラムを広げていると評価した。

また、ミニアルバム『Fe3O4: FORWARD』び収録曲「Papillon」は、英誌DAZEDが選ぶ「2025年ベストK-POPトラック30」に名を連ねた。DAZEDは、相反するジャンルを一曲の中で融合させる“NMIXXならではのMIXX POP”に言及し、「幻想的なオルタナティブR&B、ハイパーポップ、刺激的なエレクトロニカを交差させながらも、完成度の高い一つの作品に仕上げている」と紹介した。

さらに、アルバム収録曲「SPINNIN’ ON IT」や「High Horse」も英音楽誌NMEの年間ベストリストに選ばれ、NMIXXは2025年を通じて発表した楽曲群で国際的な評価を確立した。

NMIXXは『Blue Valentine』で韓国国内の音源チャートでも大きな支持を獲得。勢いを保ったまま、2026年にはデビュー後初となるワールドツアー「EPISODE 1: ZERO FRONTIER」を開催し、グローバルな活動を本格化させる予定だ。

記者＝キム・スジン
写真提供＝JYP

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