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アルゼンチンが再び「幸運の藍色ユニフォーム」を着てイングランドを泣かせた。 1986年にはディエゴ·マラドーナ、1998年にはデビッド·ベッカムの退場場面があったが、今回は「サッカーの神」リオネル·メッシ(インターマイアミ)が劇的な逆転ドラマの主人公になった。
アルゼンチンは16日(韓国時間)、米アトランタ·スタジアムで行われたイングランドとの2026国際サッカー連盟(FIFA)北中米ワールドカップ(W杯)準決勝で2-1の逆転勝ちを収め、決勝に進出した。
これでアルゼンチンは優勝した2022カタールW杯に続き、2大会連続決勝の舞台を踏むことになった。 今大会ではW杯2連覇と通算4度目の優勝に挑戦する。
メッシも事実上、自分の最後のW杯を完璧に終える機会をつかんだ。 メッシは直前のカタール大会で、長年の念願だった生涯初のW杯優勝を果たした。 今大会でもアルゼンチンを決勝まで導き、個人通算2度目のW杯優勝を目前にしている。
メッシとアルゼンチンの決勝相手はスペインだ。 「無敵艦隊」スペインはまた別の準決勝でフランスを破り、16年ぶりに決勝に進出した。 スペインは10年南アフリカ共和国W杯で、最初で最後にトップに立った。 今大会で通算2度目の優勝を狙う。 アルゼンチンとスペインの北中米ワールドカップ決勝戦は20日、米ニューヨークのニュージャージー·スタジアムで行われる。
今回の試合でもメッシの役割は決定的だった。 アルゼンチンが0-1でリードされていた後半終盤だけで2アシストを記録し、劇的な逆転勝ちを導いた。 アルゼンチンは後半10分、アンソニー·ゴードン(バルセロナ)に先制ゴールを許した後、同点ゴールのために攻勢をかけた。 数々のシュートにもなかなかイングランドゴールを決められなかったが、後半40分ついに実を結んだ。 メッシが渡したパスを受けたエンツォ·フェルナンデス(チェルシー)が強力なシュートでイングランドのゴールネットを揺らし、勝負を振り出しに戻した。
勢いに乗ったアルゼンチンは、後半追加時間2分、ラウタロ·マルティネス(インテル·ミラン)の逆転ゴールまで決めた。 今回も出発点はメッシだった。 メッシは慣れた左足ではなく右足で絶妙なパスを渡し、マルティネスがこれを落ち着いて終え、熾烈な勝負に終止符を打った。


あいにくこの日、アルゼンチンは象徴的な水色·白色ストライプのホームユニフォームではなく、濃い紺色の遠征ユニフォームを着た。 イングランド戦でアルゼンチンの紺色のユニホームは勝利をもたらす「幸運のお守り」とされる。 アルゼンチンはW杯で紺色のユニホームを着てイングランドと対戦した3回の試合でいずれも勝利した。
ロイター通信は「アルゼンチンの濃い紺色ユニフォームは単純な遠征ユニフォーム以上の意味を持つ」とし「アルゼンチンサッカー歴史で最も有名なワールドカップの記憶が刻まれたユニフォームであり、もしかしたら若干の幸運まで込められた象徴」と紹介した。
紺色ユニフォームの伝説はアルゼンチンの伝説的なサッカー選手マラドーナが「神の手」ゴールを決めた1986メキシコW杯から始まった。 アルゼンチンは当時、大会ベスト8でイングランドと対戦した。 紺色のユニホームを着て出場したマラドーナは、手を使ってボールをゴールに押し込んだいわゆる「神の手」ゴールを決めた。 続いてハーフライン付近からイングランドのDFとGKを相次いで追い抜いた後、得点に成功する名場面まで残した。
アルゼンチンはマラドーナの2ゴールでイングランドを2-1で下した。 その後、決勝まで勝ち進み、W杯優勝トロフィーまで持ち上げた。


1998年フランスW杯でも紺色のユニホームはアルゼンチンに勝利をもたらした。 アルゼンチンは大会ベスト16でイングランドと対戦した。 当時、イングランドの中核選手だったベッカムは、ディエゴ·シメオネと衝突した後、転倒した状態で報復的な足蹴りをして退場された。 数的優位を占めたアルゼンチンはPK戦でイングランドを破って8強に進出した。
そして、2026年の北中米W杯準決勝でも、アルゼンチンは紺色のユニホームを着て、再びイングランドを破った。
驚くべきことに、反対の事例もある。 アルゼンチンは02韓日W杯の組別リーグでベッカムにPK決勝ゴールを奪われ、イングランドに0-1で敗れた。 あいにく当時は「幸運の藍色」ではなく、伝統的な水色·白の縞模様のユニフォームを着ていた。
これを意識したアルゼンチンサッカー協会は、北中米W杯ベスト4で紺色のユニホームを着たいとFIFAに要請した。 FIFAもこれを承認した。 これに先立ち、スペインのアスはアルゼンチンの紺色ユニフォーム要請と関連して「1986年と1998年イングランド戦勝利の象徴性が背景」と説明した。
今大会でアルゼンチンが着用した紺色のユニフォームには黒地の上に渦巻く青色の「ピレテアード」模様が適用された。 アルゼンチン固有の文化からインスピレーションを得たデザインだ。 フィレテアドはユネスコが認めたアルゼンチンの首都ブエノスアイレスの伝統的な装飾美術および文字様式だ。 華やかな色と流麗な花柄、立体的な陰影、装飾性が強いゴシック体が特徴だ。


実は、試合前からアルゼンチンの紺色のユニホームは話題を呼んだ。 イングランドのトーマス·トゥヘル監督は準決勝を控えてアルゼンチンが紺色のユニフォームを選択したことについて「迷信と関連したことなら私も同じようにしただろう」とし「彼らの選択を尊重する。 私はそのような歴史があるという事実を知らなかった」と話した。
続けて「私にも迷信と関連したルーチンがある」としながらも「だが言わない。 また別の迷信によると、それを言った瞬間、効果が消えるからだ」と冗談を言った。
それと共に「一日中平常心を維持し、心を安定させるのに役立つルーチンがある。 そのような部分は変わらないだろう」とし「私たちにも幸運をもたらすと信じる物がある。 このようなことは最高水準のスポーツで極めて自然なことだ」と説明した。
一方、アルゼンチンのリオネル·スカローニ監督は、紺色のユニホームに大きな意味を与えなかった。 スカローニ監督は「私は紺色のユニホームを要請しなかった。 誰が要請したのかは分からないが、おそらく伝統のためだろう」とし「トゥヘル監督も特別な問題がなかったとすれば私も同じだ」と答えた。

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