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日本の埼玉県深谷市に住む正智深谷高校の三宮さんと三橋さんは、母校を応援するため、電車で片道1時間30分を走り、大宮公園野球場を訪れた。
2人の生徒が高校野球地域予選を競技場で見るのは同日が初めてだった。 母校の応援であるだけに、制服も着こなしている。 深谷市から大宮公園駅までの電車料金は往復2260円程度だった。 競技場に到着して入場券の金額800円を支払い、フードトラックの400円の氷かき氷を食べながら試合を待った。 2人の学生が試合を見るために支出した金額は、確認しただけで少なくとも3460円(約3万1800ウォン)だった。
移動時間だけ往復3時間で、この日は湿度が高いうえに気温も32度まで上がった。 高校野球を好んで見る熱烈なファンでもなかった2人の学生を動かしたのは何だったのだろうか。 現場で会った三宮さんは「甲子園(地域予選含む)は3年生の選手たちにとっては、負けたら引退しなければならない最後の大会だ。 そのため、お互いに引き下がれない心と自尊心がぶつかる。 そのような点でプロ野球とはまた違った魅力があると思う」と明らかにした。
往復3時間を投資した甲斐はあった。 母校の正智深谷高校は12日、埼玉県さいたま市の大宮公園野球場で開かれた「第108回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)埼玉県地域予選第2戦で春日部工高を8-6で破り、第3戦に進出した。
しかし、2人の学生だけが特別なわけではなかった。 現場には1試合を見るために1000人前後と見られる人波が集まった。 該当学校の生徒と保護者だけでなく、一人で試合を見守る地域住民と一般観衆も席を占めた。



記者も2人の学生のように公共交通機関を利用して競技場を訪れてみた。 日本語検索がより正確だったが、AIの発達で韓国語で「埼玉県甲子園地域予選日程」を入力しても競技日程と場所を確認することができた。
大宮公園駅から大宮公園野球場までは歩いて約10分ほどだった。 別途の大会広報表示板は見当たらなかったが、グーグルマップで十分移動できた。 試合時間に合わせて同じ方向に向かう観衆の行列も続いた。
車でのアクセスも容易だった。 高校野球、独立リーグ野球チームが主に使う立ち遅れた競技場であるにもかかわらず、駐車場が広く、大部分の観衆を収容することができた。 駐車と観客の移動案内は大会運営を担当した埼玉県高等学校野球連盟関係者たちが進行した。
現場で会った埼玉県高校野球連盟関係者はスターニュースに「競技場施設管理主体はさいたま市だが、甲子園地域予選大会運営は埼玉県地域高校野球連盟が受け持っている。 地域予選は各地域の地方自治体と高校野球連盟が協力する」と説明した。
続けて「別途のボランティアなしに私たちと参加学校の学生たちが大会運営を助けるシステムだ。 企業は基本的に参加しない。 すべての学校が大会に参加するという意味で、地域の学校と地方自治体が連携し、中心となって運営する」と付け加えた。



企業が前面に出なくても入場券と冊子、飲食物を販売する有料観覧構造が位置しているという点は印象的だった。 実際に多様な食べ物がある駅近くのコンビニは人だかりができた。
コンビニに寄らなくても、競技場の近くでもフードトラックと随所に配置された自動販売機があり、簡単な食事を解決するには不足がなかった。 観衆が多く訪れた品目は、400円のかき氷と200円のアイスドリンクだった。 一般自販機の冷たい飲み物が100~150円だったのと比べると価格はさらに高かったが、蒸し暑さの中で販売台の前には列が続いた。
出場校や選手、対戦情報を盛り込んだ公式大会パンフレットも500円で販売された。 一つの球場で3試合が開かれるが、毎試合該当学校の野球部低学年選手たちが競技場入口で入場を手伝い、冊子も販売した。
埼玉県高校野球連盟の関係者は「甲子園地域予選が地域経済に与える効果は十分にあると思う。 これだけ多くの人が訪れると、周辺の商店だけでなく、競技場に入ってくるフードトラックなどの売上も普段と大きく異なるしかない」と慎重な見解を明らかにした。
観衆も現場の秩序維持に自然に参加した。 試合が終わると、一部の観衆は別途の指示や放送がないにもかかわらず、ビニール袋に周辺のゴミを入れて自分が留まった場所を整理した後、競技場を離れた。



2人の生徒から確認した高校野球の魅力は、他の観衆の答えからも繰り返された。 家族と一緒に試合を見に来た健太郎さんは、日本で高校野球が地域に根付いた背景として、長い野球文化を挙げた。 彼は「父親の世代だけでもサッカーやバスケットボールより野球が圧倒的に大衆的なスポーツだった。 そのような文化と歴史が続き、高校野球も自然に地域に根付いたようだ」と話した。
1日分の試合だけで高校野球が地域経済に及ぼす効果を計算することはできなかった。 周辺商店の売上や観衆1人当りの平均消費額を示す統計も確認できなかった。
ただ、日本で高校野球がプロ球団のない地域でも人々を動かすもう一つのコンテンツとして作用したという事実だけは現場で確認することができた。 正智深谷高校の生徒たちは、喜んで高い交通費にもかかわらず往復3時間を移動し、一般観客たちは800円を払って列を作った。 競技場の内外では多様な食べ物とコンテンツが消費された。
全国的な関心が集まる甲子園本選でもなかった。 地域予選の1試合に過ぎなかったが、観客席は選手の家族と学校関係者だけでなく、母校と地域、家族と個人の経験でつながった人々で埋め尽くされた。 甲子園に向かう道には、母校や地域を応援する人々も、喜んで時間とお金をかけてその道を共にしていた。
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