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韓経アルテのコラムニストとしても活動中のイ·ジホ作家の「線を越える美術史」は、19世紀後半のモダニズム時代のヌード画をめぐって繰り広げられた芸術と検閲の世界、その現場を振り返り、きわどい境界にある「線を越える美術史」の現場をまともに覗き見るために使われた。
長い間、神話と宗教の言語で包装された理想的な体を描いたヌード画は、近代に入り、いくつかの画家を通じて少しずつベールを脱ぎ、時には醜く欲望に満ちた体を現す大胆な表現技法として活用され始める。 だが、それによって芸術とわいせつな間の論争が起き、裸体はこれ以上賛美の対象ではなく恐怖の対象になったりもする。
近代化の法と宗教が入ってきて、判事たちは芸術家たちの絵を絶えず検閲し、危険だという判決を下したが、当代の芸術家たちは止まらなかった。 彼らは引き続き一線を越え、絶えず自分たちだけのヌード画を描き、皮肉にも現在の名前だけ聞けば分かる非常に有名な芸術家たち、エゴン·シーレ、グスタフ·クリムト、エドゥアル·マネ、ギュスターヴ·クールベ、アンリ·ド·トゥールーズ·ロートレク、アメデオ·モディリアーニなどがこの時代を生きた。
ヌードとわいせつの間、芸術と現実の間にはいつも時差が存在するというが、なぜある芸術は検閲されなければならなかったのか? 「線を越える美術史」はその質問から出発して芸術が時にどのように統制され、なぜ脅威と見なされたのか、芸術家たちはどのように抵抗し芸術が領域を拡大したのかについて覗いてみようとした非常に興味深い本だ。 ハンギョンアルテが発行した280ページの判型は148✕210mm/無線で、価格は2万2000ウォンだ。
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