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世界中が今季、大谷翔平(32、LAドジャース)が見せている驚異的な投打兼業の活躍に熱狂している。 今シーズン、平均自責点(ERA)を0.82という圧倒的な数値に下げたが、冷酷な現実を直視しなければならないという鋭い批判が提起された。 米ジャーナリストでありスポーツアナリストのロブ·パーカーが弱いチームだけを相手にしたと指摘した。
パーカーは29日(韓国時間)、米MLBネットワークの看板プログラム「MLB NOW」に出演し、皆が大谷の「0.82」という数字に目がくらみ、本質を見られずにいるという一針を加えた。
彼は「大谷がすごい成績を出しているように見えるが、実状を見れば徹底的に日程の恩恵を受けた『錯視効果』に過ぎない」として大谷のシーズン序盤の独走を正面から狙撃した。
パーカーは「大谷の成績は一言で言えば『偽物(Fugazi)』だ。 相手チームを見れば分かる。 大半が大リーグ最下位圏を転々とするチームだ。 このような弱いチームを相手に圧倒的な姿を見せたのは投手として当然のことであり、歴史上最高だと大騒ぎすることではない」と話した。
パーカーが出した分析によると、大谷が今季登板した9試合のうち、なんと7試合が勝率5割以下のチームだった。 実際、大谷が今季勝率5割を超える強豪に会ったのは、クリーブランド·ガーディアンズ(勝率0.569)とサンディエゴ·パドレス(勝率0.564)でたった2回に過ぎない。
それさえも相手にした5割以上のチームであるサンディエゴさえ、マニー·マチャド、フェルナンド·タティス·ジュニアなど核心打者が打撃不振に陥ったチームだという評価を出した。 つまり、大谷はシーズン序盤の対戦運のおかげでバットが鈍いチームだけを選んで相手にしてきたという指摘だ。 非常に偶然にもドジャースがアトランタ·ブレーブス、ワシントン·ナショナルズ、シカゴ·カブス、ミルウォーキー·ブルワーズなど強打線を保有している強豪チームと対決する時、大谷の登板順序は巧妙に外れた。 ニューヨーク·ヤンキースとボストン·レッドソックスなど伝統の強打線を保有し、チームさえいない。
ここに弱いチームという評価を受けているコロラド·ロッキーズとサンフランシスコ·ジャイアンツ、ニューヨーク·メッツもあった。 特に、李ジョンフ(28)が属しているサンフランシスコを相手に2度もいた。 これらのチームはいずれも攻撃生産性を評価するチームOPS(出塁率+長打率)最下位圏を転々とする。 メッツはチームOPSが0.642で最下位で、サンディエゴも0.652で29位だ。 サンフランシスコもチームOPS0.681で、30球団のうち28位に位置している。 大谷が相手にしたチームのほとんどがリーグで一番バットが鈍いチームだったわけだ。
結局、大谷の本当の実力に対する評価は、大進運が作り出した錯視効果から抜け出し、リーグトップクラスの強打線と正面勝負をした後に先送りしなければならないという声だ。 実際、海外主要スポーツベッティング企業等は大谷のサイ·ヤング賞の可能性を4~5位圏と見ている。 現在の基準で最も有力なナショナルリーグのサイ·ヤング賞候補は左腕クリストファー·サンチェス(30、フィラデルフィア·フィリーズ)だ。 サンチェスは最近、44⅔イニング連続無失点という115年ぶりの球団大記録を作成し、シーズン平均自責点を1.47まで引き下げるなど、無欠点投球を続けている。
スタットの華麗さの裏に隠れた日程の恩恵を皮肉る冷静な視線が存在する中で、大谷が今後向き合う本当のメジャーリーグ級強打線との正面勝負で自身に向けた「偽物」論難を静めることができるか帰趨が注目される。


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