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前人未踏の「211安打」という金字塔を積み上げたビクター·レイエス(32、ロッテ·ジャイアンツ)の視線は、自分の大記録だけに留まらなかった。 シーズン最終戦まで息詰まるレースを繰り広げた「ライバル」チェ·ウォンジュン(29、KTウィズ)に対して惜しみない尊重と賛辞を送った。
レイエスは12日、ソウル松坡区(ソンパグ)にある蚕室(チャムシル)野球場で行われた「2026新韓(シンハン)SOLKBOリーグ」斗山(トゥサン)ベアーズとレギュラーシーズン最終戦に1番指名打者として先発出場し、5打数4安打(1本塁打)2打点猛打を振るった。
同日の試合前までシーズン207安打でチェ·ウォンジュン(205安打)に2本差でリードしていたレイエスは、最終戦で本塁打を含めて4安打を記録する怪力を発揮した。 同日、チェ·ウォンジュンもやはりサムスンと遠征試合で3安打で猛烈に追撃したが、レイエスが4安打を加えて最終211安打を記録し、3シーズン連続KBOリーグ最多安打タイトルを手にした。
2024年202安打でKBOリーグ単一シーズン最多安打新記録を作成したレイエスは、2025シーズン(187安打)に続き、今季再び211安打という前人未踏の高地を踏んだ。 3シーズンの間に放った安打だけで600本。 さらに、3年連続全試合(144試合)出場という驚異的な耐久性を証明した。 シーズン当たり平均200安打の威厳を誇ったのだ。
試合後、現場の取材陣と会ったレイエスは、淡々としながらも品格のある態度を崩さなかった。 最後まで激しくタイトルを争ったチェ·ウォンジュンの安打状況をリアルタイムで聞いたかに対する質問が出てくると、彼は「率直に言って試合中には他の球場状況を意識せずに私の打席にだけ集中した」としながらも「チェ·ウォンジュン選手が今年一年本当に途方もないシーズンを送った。 その点についてぜひお祝いを伝えたい」という心からの賛辞を送った。 続いて「一緒に最後まで完走して苦労したという言葉を伝えたい」と付け加えた。
同日、レイエスは8回に4番目の安打を放った後、代走者の朴チャンヒョンと交代した。 ダッグアウトに入ってきたレイエスは、3塁遠征応援席のロッテファンはもちろん、1塁ホームの斗山(トゥサン)ファンに向けても帽子を脱いで丁寧に頭を下げて挨拶し、蚕室(チャムシル)球場全体の起立拍手を受けた。
1塁側に向かっても頭を下げた理由に対するスターニュースの質疑にレイエスは「野球場に訪ねてきてくれたすべてのファンに対する尊重と感謝の表示だった」とし「斗山ファンもやはり熱い応援を送ってくれたし、プロ選手として当然表現しなければならない道理でありマナーだと思った」と説明した。
個人通算600安打と全試合出場という金字塔についても、彼の哲学は明確だった。 レイエスは「シーズンが始まる前には決して200安打も新記録を頭の中に入れておかない。 私の唯一の目標は元気に144試合を完走すること」とし「私が元気に打席に立ってこそチームの勝利を助けることができるからだ。 オフシーズンの間、誠実に準備してきた努力が実を結んだようで嬉しい」と力を込めて話した。
最後に彼は「ロッテに来た初日からコーチングスタッフ、同僚、ファンの皆が私を本当の家族のように暖かく抱いてくれた。 ファンの応援は私にとって最大の原動力だ」とし、「来年も当然、ロッテのユニホームを着てファンと一緒にプレーしたい」と明るく笑った。

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